流行りのギャラ飲みですが
コロナウイルスの流行により多くのナイトワークのお店が休業に追い込まれている中で、最近耳にする機会が増えたギャラ飲みがあります。
ギャラ飲みとは、男性と一緒に飲んだお礼にお小遣いがもらえるバイトです。「キャバ嬢経験はないけどギャラ飲み経験はあります!」という女性もいるかもしれません。
出勤時間や日にちが拘束されてドレスやヘアメイクなど経費がかかるキャバクラよりも、ギャラ飲みの方が楽して稼げて、始めるハードルが低い印象があります。
ですがギャラ飲みは本当に稼げるのでしょうか?
今回は、 ギャラ飲みよりもキャバクラで働いた方が稼げる理由を紹介します。
ギャラ飲みは受かりにくい?
ギャラ飲みはそもそも面接の採用基準が厳しいという問題があります。
patoは業界最大手ですが、その採用率は6.7%です。つまり100人面接して6〜7人しか採用されないということです。
どんなに可愛くても面接官からギャラ飲みでウケないと判断されたら容赦なく落とされます。働いてみたいという面接の女性がいくらでも来ますので、面接する方も強気です。
飲み会に参加するだけでお金がもらえる気楽なイメージがありますが、その採用基準はキャバクラよりも厳しいです。
接客テクニックが身につかない
お店のカラーが存在してそれに合うように育ててくれる先輩がいるナイトワークと違って、ギャラ飲みの接客には正解がなく良くも悪くも個人プレイです。
自由に動ける良さはありますが、その分学ぶことは少ないです。自分を進歩させるのが難しいのが特徴です。
色恋接客とかシャンパンを卸してもらう方法、お客様に定期的にお店に来てもらう為の営業LINEなど、普通のナイトワークでは長く続ければ続ける程プロとして磨かれていくのに対し、ギャラ飲みはプロっぽくない女性を可愛がりたい男性も多いです。
男性とは勝手なもので、素人の若い女の子は好きでも、素人のアラサーには見向きもしなくなります。
それまでにちゃんとした接客技術を身につけておいた方が、結果的にお客さんを飽きさせません。
ギャラ飲みはトラブル対応する人がいない
個人で募集しているギャラ飲みの場合、集める側が「呑ませたらヤレます」なんて言って高額の紹介料をとっていたりするので、怖い思いをする危険性も孕んでいます。
安全が保証されているアプリの場合も、例えば複数人の飲み会をセッティングし募集用の男性会員が捨て垢だったりすると、低評価を恐れず身体を触ろうとしてくるケースもあります。
キャバクラには、黒服や店長と言った男性の目線があるのでお店の中で起きたトラブルはお店側に守ってもらえます。
もちろん、同伴やアフターなどでお客さんとお店の外で会う機会もあるので、絶対に安全だとは言い切れません。
これに対し、ギャラ飲みでは現地まで自分で向かう必要があり、終電後でなければ送迎もありません。
いきなり初対面の相手のペースに巻き込まれるギャラ飲みより、一度接客して人となりを知ってから、同伴やアフターをするか考えられるキャバクラの方が安心して働けます。
時間のロスが多い
「一日に飲み会を複数掛け持ちして回ったら稼げる」ということは理屈としては正しいですが、ギャラ飲みの時間帯は21時〜0時に依頼が偏りがちです。
飲み会を2件ハシゴしたくても指定の場所まで自分で移動しなくてはいけません。
移動時間で時間がロスするのでガツガツ稼ぎたいなら非効率です。
時給が4000円でも、2時間飲んで終わりなら8000円しか貰えません。
それなら、時給3000円でも1日4時間安定して働けるキャバクラの方が効率的に稼げますし、お客様を呼べていれば月に貰える給料の見通しも立てやすいです。
月々に稼ぎたい金額の目標値があるならキャバクラの方がおすすめです。